この日も総合的な組み合わせ練習。基本的に走りメニューを多めに入れています。
キャッチャーは火曜日同様に希望制。経験者重視ではありません。特殊ポジションのため、なかなかチームでもこなせる選手が限られてしまうので、「やってみたい!」という気持ちを優先しています。
この日は、4年生が積極的に希望。自分なりに要求するコースを一生懸命構えているので、せっかくだから配球の基本的使い方を教えながら頑張って要求されたコースに投げ分けながら打撃投手を務めました。かなり自分なりに大きな収穫を得たようで、うんうんと頷きながら満足そうに帰る姿が印象的でした。その帰り際には、打者の目線から見て、打ち方を崩された時に苦手コースが生まれるから、キャッチャー心理でその裏をかけると良いよと伝えましたが、言葉の意味をしっかりと理解できたようで、何事も経験の中から新たな発見があるな~と、この日もつくづく感じる事ができました。
この日は3塁コーチャーとしては火曜日の続きなので、やるべき行動が把握できていましたが、フライが上がった時の判断がまだ中途半端です。逆にランナーの方は外野の位置を確認してしっかりと判断ができていたように思います。ここが小学生のウイークポイントのような気がします。
あとは、少し消極的かな?走者を引っ張れる事はできているのですが、回しても良かったのではないかな?と思う場面もありました。あとは打順とアウトカウントによって使い分けができるようになれば、ほぼ完成です。あっ、あと捕った時の体制か。ランナーコーチャーも大事ですが、走りながら目では見えない部分を想像しながら判断できるようになれれば言う事なしです。さらに言えば外野を守る選手が、どちらが捕った方が投げやすいかで、間の打球の判断も付けれれば尚更です。
今まで何の意識もしてこなかった部分だと思いますが、このプレーには判断的要素が満載です。しっかりと野球を広い視野で見れるようになれれば、将来少年野球などの監督をした時に役立つと思いますよ。
最後に少しですが、盗塁練習を行いました。次回はここの部分に時間を割こうと思いますが、今度は1塁コーチャーの役割が登場です。ただ「リーリーリーゴー!」だけをするために配置している訳ではありません。本来は3塁コーチャーとは違う視点で見るべき点があります。実は勝利への鍵は1塁コーチャーが握っていると言っても過言ではありません。次回は3塁コーチャーよりかなり難しいですが、本来すべき役割を徹底的に覚えていきましょう!
そしてこの盗塁は、ただの盗塁ではありません。キャッチャーも希望制なので慣れていなく、パスボールや投げてもアウトにならない送球になる事がわかっていたので、スライディングを条件にすかさず立上り、タイミングに関係なく全て3塁に向かって再スタート。するとそこに狭殺プレーが発生します。
これも先日まで徹底的に行ってきた練習の復習です。結構タイミング良く早い段階でアウトを取れるようになってきました。中でもここも不慣れだと思っていた4年生が意外にもタイミング良くしっかりとできるようになっていました。習得力がありますね。ただほんの僅かに、受け手側優先の呼ぶ声を出せない子がまだいます。恥ずかしいとか間違えたくないとか言っている場合ではなく、このルールをしっかりと守らないと、このプレーに対して統一することができません。こういったチーム全体で決めたルールの下に対応する能力も実力のうちです。いくら野球が上手くても、監督の立場として試合には使いにくいです。これから中学に上がる6年生は特に今まで以上に選手の集合体のレベルが上がってきます。そこで試合に出れるようになるためには、まずはそういったプレーを疎かにしない事が大切です。
突然ですが、眠い・・・おわります。あと6年生トンボ掛け、かなり上達してきました。
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