送球が悪い、タッチが遅い、タッチが甘いなどせっかくタイミング的にアウトが取れる場面で、もったいないことにセーフにしてしまう場合があります。確実に捕る側がアウトにしなければなりません。
個人差があるので、慣れている子にとっては何の変哲もない練習だったかもしれませんが、この日は前回火曜日に引き続いて、ファーストはベースを踏みながら、セカンドとサードはタッチプレーを、キャッチャーは今は禁止されていますがブロックをそれぞれに悪送球を想定してノックで行いました。
ファーストは前回同様ですが、セカンドとサードはどう捕った方がタッチに行きやすいか?ボールが逸れたり、難しいバウンドの時はどう対応するのか?キャッチャーはブロックのやり方が理解できたか?上の大会に行けばタイミングがアウトになりそうな場合、そのブロックをしたとしても回りこまれるので、タッチできる範囲を広げるために敢えてそうしました。これを徹底的に一日で完成まで持って行きたかったのですが・・・
今日は寒い。ノックを打っている私は暑いのですが、タッチプレーすなわちみんなはベースからあまり動けないので寒い・・・。
もっともっと仕上げたかったのですが、その様子を見て、後半はアメリカンノックとまではいきませんが、走らせてギリギリでボールを捕る練習に切り替えました。
内野はゴロを中心で良いのですが、外野も最初はグランドを広く使って目一杯走らせようと思いましたが、やっているこっちがつまらない・・・。なので、外野はゴロをやめて、ナイターでボールが見えにくい事は前提に、「甲子園での第四試合」を意識して手でフライを上げてギリギリで捕る練習にしました。みんなそれぞれ自分の名字を基に高校名を適当に決めて、「名前だけは強そう〇〇学園」「弱小〇〇工業」「名門〇〇高校」など言い合いながら、「それじゃあ甲子園の第四試合で照明が灯ったら負けちゃうぞ!」などと、どんだけ先を見据えた練習なんだ?冗談を言い合い爆笑しながらエラーをしまくっていました。
やっぱり寒い時は走りメニューなんだね。一応みんなこれだけ寒くても、最後は楽しくて寒さを忘れて楽しい練習になりました。
この日はこれだけ守備中心の練習なのですが、結局毎回欠かせないのが打撃練習。ティースタンドとネットを活用して、そこだけはしっかりと技術の点検作業は怠らずにしておいて下さい。せっかくバットコントロールが上手くなってきた子もいるので、引き続き地味ですが継続していきましょう!
現在キャッチャー防具が1個しかなく、コロナ禍につき定期的に消毒もしながら入れ替えになると、それだけで時間が経過してしまいます。【美津和タイガー】さん、キャッチャー防具提供を期待しております。よろしくお願い致します。
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