今週はフェニックスが先に都大会出場を決めた事もあり、ジャガーズ優先でコーチの要望も取り入れ「スローボール対策」を行いました。
自論としては、スローボールだろうと速球だろうと、「しっかり振る」事に変わりはないと思っています。単純にスローボールを練習の中で行う頻度が少ないから苦手になっているだけだと思います。
右に打つ、貯めると言われても何のことやら??ましてや日頃あまり行わないスローボールを打つ練習。やっていないものは試合ではできません。
まずは言葉や身振り手振りで、「貯める」を角度を変えて伝え、結局は「どうやって貯めるか?」なのですが、とりあえずやってみる事にしよう。
「打ちやすい」と錯覚してボール球でも何でも振りたがる。「欲」が出ると余計な「力」が入ります。
実際に打ちやすい事は打ちやすいのですが、それはそういった練習を行っていればこそだという事です。まずは習うより慣れよです。
フェニックス選手はそれを大会前に散々やってきたので、外野オーバーを連発。一方ジャガーズ選手はタイミングが合わなかったり、バットの先っぽに当たったりで、今一つ。でも大丈夫です。フェニックス選手もこの練習をし始めた時は同じでしたから、やっていくうちに慣れてくると思います。
そしてライオンズの5年生選手は、今のうちによく目に焼き付けておいて下さい。これ、どちらも都大会出場レベルです。その中で同じメニューをこなし、同等で練習ができるようになれれば、自然とレベルアップしてくると思います。野球技術が追いついた後は、この子たちに備わっているチームで結果を出すためのメンタリティーを盗んで欲しいと思います。
ヤングスワローズの選手も同様です。今は怪我に苦しんでいる時期ですが、このメンバーなら見ているだけでも練習になります。いざ怪我から復帰した時には、技術より先に頭で野球を理解できる能力の方が勝っている事を目標に頑張ってください。
今現在、この上なく選手たちが充実しています。一緒に練習を行うだけで様々なものが盗み取れる最高の時期です。まだ4年生・5年生で計5名ほど受け入れ可能ですので、せっかくの機会を逃さないうちに参加してくれる子供達をお待ちしております。
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