もう一度基本に立ち返って、スナップスローからショートバウンドなどキャッチボールまたそれに付随したちょっとした遊びを交えながら行ってみました。なぜ今さらさんな小さな練習?と思ったかもしれませんが、これから発出される緊急事態宣言で、また子供達が野球ができなくなってしまう可能性があることを見込んで、これなら公園などで自分たちで遊ぶ事ができそうだ。というメニューを入れ込みました。
それもありますが、同時に実はここでグラブさばきのチェックをさせてもらっていました。
ショートバウンドを前後に動いて合わせる技術とは裏腹に、次にベースに張り付いてのノックでタッチプレー。今度はバウンドを合わせることができない状態での判断力と同時にタッチをしなければならないといった、簡単に見えてすごく難しい技術を練習しました。
そこで、先ほどのグラブさばきがいま一つの子供達だけ別メニュー。一定方向でしかボールを捕れないというか、そんな癖がついてしまっているので、シングルハンドで自由にグラブを動かせるようにすることが目的です。
お次の盗塁練習では、普通は二塁手がベースに入って盗塁のタッチプレーなどは試合では起きないことですが、先ほど別メニューを行ってきたメンバーは徹底的に二塁手を守り、キャッチャーがセカンド刺殺のために投げる球を、極力逆シングルでキャッチすることに強引に従事した結果、段々とグラブさばきに柔軟性が出てきました。ここが克服されるだけで、かなり守備のスキルが上がってくると思うので、頑張っていきましょう!
あとのメンバーは投手、捕手、一塁手、ランナーと好きなところを自由に行き来しながら、盗塁練習を行いました。ここも「自由」という環境を与えて、どう「動くのか?」を観察していました。「やりたい!」「やってみたい!」と思って動く子や「苦手分野だからやっておきたい」と思って動く子。またせっかく用意されたバリュエーションを「万遍なくやっておこう」と思って動く子など、自分なりの目標設定の到達度も図ることができました。
人数も増えてきたこともあって、効率よく練習をサイクルさせるメニューを再構築するための材料探しです。ここで一気に人数が増えたので、もう少し時間を下さい<m(__)m>
ここまで守備ばかりでは段々飽きてきてしまうので、残り時間は先週同様にマシンを使って紅白戦を行いました。それにしてもマシン一つで練習効率が飛躍的にアップしました。このマシン。アカデミーの所有物ではありますが、三中倉庫を間借りしていることもあって、野球部に半分寄付したみたいな形になっています。三中野球部の皆さん。大事に使ってください<m(__)m>
ルールはイニングごとに違うポジションを守る事だけ。この日から新たに4年生と5年生2名も加わり、最後はみんなで楽しく試合をして遊ぶ事ができました(*^^)v
緊急事態宣言が発出された場合どうなるのか?が不安視されますが、チームが仮に活動停止などとなってしまっても、使えるグランドがあるならば、土日やGWを利用して特別タイムを設定することも視野に入れて考えています。外出禁止と言っても、ここは野球好きなメンバーの集まりだという事を考えると、自主トレのつもりで公園に出没するはずです。かえって公園がごった返していっぱいになるくらいならば、チームが活動をしていないグランドを利用して広々とソーシャルディスタンスの中で野球をしている方がかえって安全だと考えられます。この辺りは自治体によって判断基準が異なってくると思うので、今後の動向を見ながら検討したいと思います<m(__)m>
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