緊急事態宣言延長を受け、自治体によって活動ができたりできなかったり。どうやってもリスクは付き物の状況にあって日野市では賢明な判断。感染リスクの低い屋外施設は予防対策を講じた上で活動を許可。日野三中においては更に踏み込んで、夜8:00以降の屋外のどこが感染リスクが高いのか?という判断をいただき、あっちは良くてこっちはダメなどといった大人の都合や立場を超え、地域の少年のメンタル要素の不安の方を重視し、素晴らくかつごく普通の結論に至りました。緊急事態宣言も出すならもはやロックダウンまでしないと意味がないように思います。
という訳で、本日から早くも活動を再開できる予定だったフェニックスアカデミー。残念ながら雨天中止です(T_T) 三中はコミュニティと違ってグランドコンディションがあまりよろしくなく、少しの雨ですぐにアウト(>_<) コミュニティだったらこれくらいの雨なら中止なんて頭をかすめもしないのに・・・(*_*;
こればかりは仕方がないですね。せっかく4,5年生も入って怪我から復帰の6年生もいたりで、さあこれからだ~!といったところだったのですが、次週まで我慢しましょう('◇')ゞ
日野三中はここで校長先生も変わり、まだお会いできていなく挨拶に行けていないのですが、一体どんな風に変わってしまうだろう?と心配していたのですが、この判断を伺う限り、普通の感性を持った地域に理解のある「良い校長先生」だという事がわかりました。
地域に支えられ、地域と共に育む育成環境を目指して、これからも日野三中に協力をしていきたいと思います。卒業生の一人として、私立にはない市内随一の中学校になってもらいたいと願っています。
本日は日野三中について語りたいと思います。日野三中には創立時から今でも生徒手帳がありません。いわゆる校則がない事を意味します。色んな時代を乗り越えてきました。三沢中が創立される前までは、常に都内で3本の指に入るほどの学力を誇る学校であり1学年11クラスあったとも聞いています。私が入学する頃には三沢中もあり1学年7クラス、時代的背景から学校の風紀も乱れている事もあり、校則を作った方が良いなんて議論も持ち上がっていました。そんなんでも都内偏差値は7位だったらしいです。(八王子の中山中が1位だったそうな。)
本当に自由な学校で、基本的に何をしても許される学校。野球部も練習着は自由。それでも法を犯すような事に関してはこっぴどく怒られ、モラル違反に関しては注意を受け、善悪のメリハリがハッキリしていました。しかし残念なのは、最近「野球部のきまり」なるものに目を通しましたが、平たく言うと、そんなどうでもいい事が「ダメ」と書いてある。そんなものがあること自体疑問ですし、そんなのは他の学校でやって欲しい。日野三中は自由の中に自主自律を求める学校だという卒業生としての自負があります。なのでこれに関してはこれから協議を重ねて改善してもらおうと考えています。
ココが成し得なければ日野三中の特性を最前面に出す事ができません。日野三中は昔から特別な学校なのです。時代とともに紆余曲折はあったと思いますが、校則がない事を貫いている以上、事が起きる前から予防として書面で「ダメ」は先生方の方がルール違反だと思いますし、過保護にも映ります。事が起きる前に予防を全くなしでは、不安な要素がある事は理解できます。そこは言葉で言い聞かせるようにするまでに留めるべきでしょう。今の三中生徒を見ていても、私の時代ほど法を犯すような生徒がいるとは思えません。これが学校側の強制であってはならない事で、自律心での行動でなければなりません。
こういった行動を地域が支える仕組みが構築されれば、なお良い事だと思います。事あるごとにチクるとかではありません。自然と地域の方に挨拶ができ、地域の方からも声がかかる。そんな安心安全な関係です。これからの時代は働き方改革などもあり、精神的にタフな先生だけが頑張る時代ではなくなっていきます。地域の方も学校経営に関われる仕組み作りが必要でしょう。全国の中学校でどれだけの学校がソコにたどり着いているのだろう?前例主義が蔓延っていますが、「なんで?」を説明できますか?という事です。日野三中は最前線に位置するには非常に行きつきやすい環境にありますし、今は校長先生や副校長先生が大変地域を大切に考えてくれています。これからも地域団体として、また卒業生として方向性を一緒に模索していけたらと思います('◇')ゞ
~ 伝統の はえある日野の あたらしき 学びの園 ~
と、あまり目にしない2番の校歌歌詞にあるではないか。三中の建学の精神はシンプルに「自主性を育てる」ありふれた言葉ではありますが、もう一度先生方がしっかりとその意味を生徒達に説明できる力を持って欲しいと願っています。
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