ここは日野第三中学校。今この日野三中は三中にしかない魅力を理解し多方面から生徒たちが集まってきて、クラスも2年前より増えました。
一番は生徒手帳がなく自由な校風。故に自主性や自律性は生徒個々の意識に求められます。おかげでかどうかわかりませんが、いち早く校舎内トイレ改修工事と体育館冷房施設を昨年竣工。今年は早くも体育施設兼プール棟のトイレ改修も予算が計上されており、施設の充実が図られるようになってきました。
私の目には、まだまだ改善の余地ありで、もっともっと充実した他地域から来ても十分その価値を見出せる学校にできる環境にあると思います。半ば私立と同じように、まだ生徒数に余裕がある今だからこそ変革すべき時だと感じています。
先生方の工夫で空き教室の有効利用も色々と試行錯誤しながら自分達で教室のリニューアルも行っていたようで、教育体制の充実も先生方が真剣に考えている様子もうかがえます。年を重ねるごとに、三中だからできる事はたくさん詰まっているので、少しづつ開放していけるように、小うるさいかもしれませんが、こちらからも提言していきたいと思います。
そんな日野三中でせっかく野球をしているのであればこそ、余計に自主性を重んじる事の重要性を実感してもらえる場にしていきたい。そんな思いも、このアカデミーを通じて行っていきたいと考えています。要はあれはダメこれはダメという発想から脱却して、良いと思うものはどんどんチャレンジしていこう!そんな学校になってもらいたいと思っています。
今日、本当はもっともっと先日の東京No1チームを撃破したジャガーズの選手たちの活躍ぶりを褒めてあげたかった。S山のナイスプレー!リックの木製バットでのナイスバッティング、〇誠の2連打。
しかし残念ながら、練習前の準備をしているのは百草台フェニックスの一部の6年生だけ。なので褒めるに値する姿が見られなかったことから、そのことには一切触れるのをやめました。
しかしながら、練習を始めると、みんな好きで集まっている選手同士なので、どのような形であれ、楽しく仲良くやってもらいたいのですが、ジャガーズの選手たちは笑顔と笑いがありつつも、プレーについてはよく考えてしっかりと行っています。一方フェニックス選手は練習中の笑い声は単なるふざけているだけの笑い声。ここに同じ全日本学童を目前に控えた選手たちの意識の高さの差を感じました。
フェニックス5年生に至っては悪送球しても取りに行かない。非常に残念です。当然取ってもらうのが当たり前といった感覚なので、きっと人にボールを捕取ってもらってもお礼を言うという行為は行えないのだと思います。まずは自分のミスを人に助けてもらうのを待つ行為を辞める事からスタートですね。
ヤングスワローズの選手については言われればすぐに行動できるので、あとは言われる前に気づければすぐにできるようになるでしょう。ライオンズの選手も同じかな?まだ5年生しかいないし、まずは上級生がお手本となっていないので、目をつぶるようにしています。
そして、当然エラーしたり悪送球したボールを取りにに行かないので、ボール探しを行わなければなりません。すぐに拾いに行けば済んだものを後回しにするから余計に時間がかかる。みんながボール探しをしている時に一人だけ帰る準備をしているジャガーズ選手。ボール探しもただ遠くから草むらをみんなで固まって探しているので見るかるはずもありません。結局私自身が大体エラーが起きるのはこの辺だろうと推測して草むらから最後のボールを見つけましたが、どうですか?これでは誰のためのに誰が野球をもっと上手になりたいのか?非常に意識の低さを感じます。そもそもエラーや暴投が起きた時にすぐに拾いに行けば済んだ話ですが。
いつも保護者や監督コーチにやってもらっているのではないですか?だからなんでそんなことまで自分たちでやらなきゃいけないんだ?と思っていないですか?逆に言えばそんなことくらい自分達でできないですか?です。
この辺りはチームの指導者の考え方もあるので、チームではどうだか知りません。でもここではしっかりと自主性を育んで欲しいと思います。
そんなことで本日の最後は少し厳しい口調でミーティングを行いました。逆にココで学んだことをチームで活かして欲しい。チームではこうだからと否定的になっているうちは、きっとこの先どこかで痛い目を見ます。この日野三中の場を活かし、私自身が日野三中の広告宣伝塔として、本来すべき自主的行動を日野三中の特性に合わせた形で体現化していきたいと思います。
野球は上手ければ良いとか、チームが強ければ良いというものではありません。チームが強いのは指導者が良いのです。自分だけ上手くて試合に勝てますか?みんなでの協働作業も必要で、そういったところからチームワークが生まれチーム力がさらに向上していきます。だからこそ練習は練習でしっかりと教えられることは教えますが、自分達でできることは自分達でやれるように心掛けて下さい。
こういう場なのでプレーのミスについては何も言いません。逆にもっとこうすることもできたのでは?と気づきを与えていきます。でも自主性や自律心を欠いた行動に対しては多少怒ります。しっかりと自分の野球を大切にしてください。
今回の練習メニューはバントの最終日。無理に内野の守備をかいくぐるバントを試みてもバントは上手くなりません。まずは一定の方向に確実に転がせる自信をつけて下さい。そういう話もしたにもかかわらず、一球一球野手の動きに応じてバントの形を変える。結果的に試合で使えるバントにはなりません。練習で気楽だから決まるから楽しいだけで何の実にもなりません。
守備に至っては内野手であれば基本中の基本動作の最終チェック。難しい事は要求していません。でもどこにカバーに走るべきか?これまで知らなかった選手が多かったと思います。半ばその子たちのために取り組んだ部分もありますので、都大会レギュラークラスには物足りなかったと思いますが、そこも怠らずにしっかりと反復練習しておきましょう!
次週から集中打撃練習に入ります。守備練習も兼ねて行っていきます。そして来週は特別指導員と化してきた門脇さんが、ふみふみに続いて、面白アイテムを投入予定です。極力空き時間を作らないように工夫したメニューを構築したいと思います。
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MJA29 (金曜日, 18 6月 2021 20:33)
このような事実を受け止めて、さらに自己成長につなげていきたいですね。全員で気にすることがチームワークになるはずです!
管理者 (金曜日, 18 6月 2021 21:21)
MJA29さん。
色々な失敗や違いを体験しながら成長してもらいたいと願っています。
昨日は時間がなく、バーと言い放って終わってしまったので、怒られたという印象だけが強く残ってしまったので、改めて文章化しました。
それぞれチームは違いますが、野球スクールでもなく、せっかく集まって練習を氏ているのだから、こんな事も少しずつ学んでもらえたらな〜と思います。
もしかしたら、これがこのままチームとして成り立つ日が来るかもしれませんよ\(^o^)/