この日の松が谷ジャガーズの選手たちはグランドインするなり、練習に対する姿勢に大きな変化がありました。
百草台フェニックスの選手たちはいつもと活動の様子が変わらないので、悪いと言っている訳ではなく、6年生はいつも率先して言われる前に行動します。
これまで、練習準備はほぼ百草台フェニックス6年生の選手だけで行っていたのですが、この日はジャガーズ選手たちが率先して行動をしてくれました。
こういった事は決して強制ではないのですが、練習がしたくて集まっている事を自覚して、早めに準備や片付けを行う。行動力が時間を生み、結果的に野球が上手になるというにもつながっている可能性があります。今日は格段に準備片づけの時間を大幅に削減できました。なのでいつもより5分長く練習を行う事もできました。
中学生になるとこういった自主性がないと、自発的に野球に取り組んでいくことは難しくなっていくので、この時期にこういった事に気がつけたことは大変大きな経験値だと思います。
下級生たちも、ここは縦割りで練習している訳ではなく、みんな一緒に同じ練習をしている仲間です。これだけお手本となる上級生がいるうちに、こういった行動力を見習って身に付けられると良いですね。
さてこの日からは、集中的に打撃練習を行う予定でしたが、全日本学童マクドナルドトーナメントを週末に控えた選手が多く、そのメニューは1日で全員には行き渡らないので少しアレンジをし、大体劣勢の試合でせいぜい打席が回ってくる回数の3打席のみを集中して行ないました。休み明けにアジャストもせずいきなりの打撃なので、打撃練習というよりは、1試合に3回しかない打撃チャンスをどれだけ大事に挑めるか?といったメンタル面の練習要素の意味合いの方が強い内容です。
一方守備の方は、不慣れなポジションだった選手が多かったように見受けられますが、基本的動作がまだこれからの選手もいますし、外野カバーの甘い選手も多く見受けられます。走塁に至ってはオーバーランの甘い選手も多く、特に下級生たちは覚えなくてはならないことが山積みです。
全日本学童マクドナルドトーナメントに出場する選手にとっては、程よい調整になっただろうと思います。
写真にも掲載しましたが、POP杯の組み合わせ。日頃から練習試合では多摩地域の野球レベル底上げという同じ志を目指して切磋琢磨する3チーム。試合結果も一進一退で大体5分。先日の全日本学童マクドナルドトーナメント抽選会に至っては仲良く3チームで談笑し情報交換と、毎大会お互いに頑張って勝ち上がっていこう!と漠然と誓い合っていますが、まさかのもはやどのチームにも阻害されることなくガチンコで真の強さを競い合う組み合わせ内容。う~んどこが勝ち上がっても恨みっこなし、純粋に応援できるし、公式戦で戦うのは初めてなので非常に楽しみがいっぱいなのですが…。できればもうちょっと先で対戦したかったな~。う~ん微妙な心境です。
それよりも、それはそれでお楽しみにとっておいて、まずは目前に迫った全日本学童マクドナルドトーナメントを全力で勝ち上がり、それこそ上位でお互いに対決ができるように頑張りましょう!
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