今週は私の勘違いで、8月の最終週かと思っていたため、百草台フェニックス中等部には進まず、硬式にチャレンジしたい選手の送り出しのお祝いを兼ねて、楽しく紅白戦を行いました。
ところがただ楽しく試合をしているだけの選手たちに対して、私の目線は6年生に対しては中等部でどこのポジションにしよう?投手として育てていく上で直すべきポイント。そもそもの投げ方を直さなければ故障をしてしまいそうな選手を個別に抜いてトレーニングを教えました。
そのトレーニングは全員に共通することなので、練習の最後には少しだけ自分で簡単に取り組めるトレーニングメニューを教えたので、継続して変化していくのを楽しみにしています。
まだまだ他にもメニューはあります。中学生の投手が行っていく上では絶対的に必要なことになってくるので、少しずつ継続性を見ながら小出しにしていきたいと思います。
さて試合の中では、0アウトまたは1アウト3塁の場面、確実に得点するか、一気に大量得点を狙いに行くのか?確実に教わった戦術を試してみる選手もいれば、欲を出して凡打で終わり得点に結びつけられない選手もいる。各々に頭の中では選択肢や迷いが打席の中であったように思います。また各々のチームでの特徴も如実に表れます。
これがチームならば、チーム方針としてイニングや得点差を考慮した作戦として迷いを消してあげることはできるのですが、この日私が見ていたのは、迷いながらも自分で何を選択するのか?という部分です。
私が監督をしている百草台フェニックスでも練習試合ではこういった部分に着目しながら行うことが多いです。それは勝ち負けに価値観を持たずに、何をしようとして失敗したのか?を重視する事です。この失敗に価値があるのです。必ず次の引き出しにつながっていきます。それでも勝利にこだわりを見せずに勝ちゲームを作ってあげるのが監督の役割なのかな~とも思っています。
それと同じ視点でこの日は見ていました。正直弱点が沢山見えます。この弱点を消していく作業が指導者の役割でもあるし、これらを自主的に修正できるようになれれば指導者などいらないし、どこのチームに行っても勝手に成長していけるでしょう。
そして4,5年生は6年生が在籍しているうちに色々と盗んで自分のものとして身につけてください。内容は4,5年生には合わせていません。内容レベルは6年生です。一緒に活動しているだけでも十分レベルアップできますが、良い選手の良い部分を盗めればなお一層成長していけると思います。
そして現在既に19名も在籍していますが、様々な備品購入や提供をいただきながら何とか効率よく行えています。なので4,5年生の募集も再開していきますので、お試しに体験にお越しください。
さて6年生の卒団選手の時期を一週間間違えたので、来週も紅白戦を楽しみます。ただし次回は今回見えた課題(特に投手ですね)を伝えた上で行います。よりレベルの高い好ゲームを期待しています。
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