百草台フェニックスでは「多摩リトルシニア」設立とともに、百草台フェニックス中等部ではなく硬式の方でやりたい!と思う選手も再度復帰しました!おかえり~。
最近アップではベーランリレーに程近い、回る力を養うところからスタートしていましたが、この日のアップは投内連携から。
学童野球の試合では起こりがちな、投手のベースカバー忘れを防ぐために、当たり前に自然とカバーに動けるようにすることが目的です。
アップを終えると、即試合形式へ。大体力を均等に分けたつもりでしたが…。
慣れないポジションはいつもの通りなので仕方ありませんが、結局は失策が多い方が負けますね…。
この試合形式で見るべき視点は、まずはここ最近行ってきた機動力が理解できているかどうか?が主なところです。
こういった細かい部分の練習の成果が発揮されることは、ほんの僅かしかありません。その僅かな瞬間に引き出しから取り出すことができるかどうか?ここに全てが集約されます。
この試合でもほんの一度きりです。その場面があったのは。ショートの後ろに落ちたポテンヒットからの三塁オーバーラン。ショートが深追いし、なおもまだボールを外野のテリトリーで保持の絶好の場面。引き出ませんでしたね~。プレー直後に説明してみると「あっ!」と気がつく。これをどうすれば良かったのか?と問えばきっと時間さえあればみんな答えられるはず。しかしこれを2秒で答えなさいと言うとまだ答えが瞬時には出てこない状況であることがわかりました。習得するには繰り返し反復練習と経験が必要ですね。次に同じ場面が起きた時に成長していればOKです!
さらにその反面、内野手や外野手が外野エリアでボールを保持していて良いだろうか?ここもヒットになってしまったことを悔やむ事は置いておいて、傷口が広がらないように切り替えて次の準備をしなければなりません。
特に6年生は学童野球とは違って、中学野球になれば、三塁でランナーを止めておければ得点がそう簡単には入らないので、進塁を防ぐ体制をすぐに作れるように心掛けましょう!
やってみてわかったと思いますが、試合の中で教えるべき場面ってそんなに起きないのです。教える場面が起きるのは突然に瞬間的に訪れるのです。
要は頭の中であらかじめ準備する能力こそ、試合で力を発揮した・しないの分岐点になってきます。
もっと課題を引き出したいので、修正はアップの中で行う事として、もう少し試合形式でどんどんミスを連発していって欲しいと思います。ミスを怖がって何もしないと成長しませんので、積極的にアクションを起こしていってください。
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