ここに集まる選手は、遅くとも中学生になったら百草台フェニックス中等部または多摩リトルシニア(百草台フェニックスリトルシニア)への進路を希望している子供達で構成されています。
なので、私自身もそれらを受け持つ元プロ野球選手でもあった佐伯監督の技術指導を知っておく必要もあり、毎週学ばせてもらっています。
今日は目線だけは佐伯監督の物まねとして、全体的に投げ方を見させてもらいました。
すごく良く目を凝らさないと、佐伯さんの視点には追い付かないことが良くわかりました。大まかに悪い箇所は見当がつけられるようになりましたが、身振り手振りで教えてしまうと、大きく崩れてしまう可能性があるので、全体的にという視点でチェックポイントの話をさせてもらいました。凄いな佐伯さん。よくあんな個々に違う投げ方や特性を見抜いてサッと直してしまうところが。
次にボールの捕球体制。百草台フェニックスの6年生は何度か教わっているはずですが、それでもまだできていない選手が多かったところをみると、継続してやっていかないと身にはならないというといったところだと思います。ここの部分も一般的な学童野球の教えとは180度ものの見方が違うので、要チェックポイントです。
そしてこの日のワンポイント守備練習は、セカンドゲッツーのセカンドの入り方です。ここも、どっちが効率が良いのか?とほんの僅かな差を縮めるための動きを繰り返し練習。投げやすいからこっちで入るではなく、こっちで入る方が早いし、慣れればこの方が投げやすいはずだからこれで投げれるように練習をしていく事に視点を置いています。
打撃はまだ奥が深いので、技術指導は置いておきますが、プロ野球の目線から見ていくと着目点が学童野球とは全然違う事に気づかされます。しかも佐伯さんの場合は、まだ学童なのでできる事とできない事の分別もしっかりできていて、チームで勝つより個での勝負を重んじる野球スタイルなので、今ここで私がしっかりとみんなに伝えるべきは、その「個」をどう捉えるか?といったところなのかもしれません。
チームがいくら強くても、個の価値を高めなければなりません。個の価値が高まった結果強くなったチームの方が、絶対的に強いという信念を佐伯監督は持っています。そしてその子のためにもその方が将来性が豊かにもなると。
なので、今日は全体的に対してのワンポイントレッスンではありましたが、各自でどう捉えて自分の技術に取り入れていけるか?そしてその動きにまだ異変があれば中学生になった時に佐伯監督がすぐ改善を図るはずです。怪我の予防の観点からも佐伯監督は視野広く見ています。その改善作業に時間がかからなければどんどん次へ進んでいけます。私も学習してみんなに伝えていくので、みんなも学習して頑張ってください!
ジュニアマックの抽選会も終わり、4年生はいよいよ都大会が始まります。国立ヤングスワローズと百草台フェニックスの両チーム。多摩地区を代表してと言いたいところですが、ともに初戦の相手は多摩地区ですね。お互いに頑張りましょう!
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