最初に、先週はヤンチャな小僧軍団がこの一週間、どのような形で本人たちに伝わったにせよ、色々と思い悩んだ一週間だったと思います。
練習前に謝罪しに来ましたが、謝罪を求めていたわけではなく、周りの仲間に対する配慮に気がついてもらう事が一番の目的です。
元気があって、多少は自分勝手でも良い部分も認めつつ、自分の個性を押し殺す必要はありません。なんにせよ気がついてもらって多少自分の行動と発言や態度を見つめ直し、気を取り直して再出発してくれたので良かったです。
さて今週は残された期間の短い6年生に少しでも技術とその理解を深めてもらえればと思い、地味ではありますがほんの僅かなロスを減らす事の重要性を考慮した細かい練習を行いました。
今週より練習前のアップは投球練習。何気なくアップ前にグランドにホームベースをずらりと並べて置いたら、面白いようにみんな自然と勝手に投球練習を始めます。ルールはストライクが投げれる距離から投げる事だけ。自分がどこまでの距離なら確実にストライクが投げれるのかを知って欲しい事と、その距離を伸ばしていく事が目標です。14mでストライクが投げれるなら、16mでもストライクが投げれます。その2mでのボールの落差は5cmもないと思うからです。もちろん16mでストライクが投げれるならば18.44mになっても投げれるようになるという事です。重要なのはストライクが投げれることです。
まだ伝えませんでしたが、高低にズレるならば腕の位置を5cmほど下げるイメージ。左右にブレるならば逆に5cm上げるイメージを持ってみて、その日によってコンディションが違うので、そのコンディションに順応できる能力を自力で修正できるようになって欲しいと思います。そしていきなり全力投球から入る選手はいないと思いますが、どれくらい短時間でベストパフォーマンスを出せる状態を作れるかといった部分も大事な要素です。
そして十分肩ができたところから練習スタート。まずはウォーミングアップとして投内連携。ファーストも思い切りボールを取りに出た時の投手カバーが必然的にできるように徹底的に習慣づけです。そしてカバーリングに入った投手へのボール出しのタイミング。ミスのリスクを減らすためにしっかりと覚えて欲しいところです。
続いて、右利き左利き関係なく、セカンドランナー盗塁に対するチャレンジタッチの練習。セカンド盗塁の際は後ろにしっかりとカバーが回っています。そこを頭に入れて、ボールを捕る<アウトを狙いに行くという考え方でベースカバーに入って欲しいと思います。徹底的にタッチでの手の使い方を練習しました。
そして最後にトスの考え方。強く距離の出るトスの方法なのですが、意外と上半身と下半身の連動が難しい。反復的に練習が必要な部分です。
まだまだコンマ数秒を埋めるための動作は沢山あります。まだ百草台フェニックス以外の選手は中学野球を体験していないので、中学2,3年生が塁間距離をもろともせずに、一瞬の間を盗まれ内野安打にしてしまうものです。より強く速く正確にをできるように地道に練習を重ねていきましょう。
後半は打撃練習。あとは選手任せにし、国立ヤングスワローズの保護者様と松が谷ジャガーズの保護者様と相談した結果、1月以降も継続して行いたいとのことだったので、まだチーム活動が残っているうちは最後の最後まで少しでもお力になれれば幸いです。
低学年選手も同じメニューを行い、少しでも同じ学年の子に差をつけられるといいですね!
※最後の方は寝落ちしたため意味が分からなかったので文章修正しました。
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