思い起こせばどんなきっかけでこの夜練を始めたんだろう?最初は百草台フェニックス選手のために始め、そこに地域の野球チームも加わる。そんなイメージだったと思います。来週からはその原点に一度立ち返りたいと思います。
開始当初は日野三中ではなく、百草台コミュニティセンター体育館でアジリティトレーニングを中心に動画も駆使して打撃練習や細かい練習を行いながらスタート。地域の野球チームの選手も徐々に集まり始め、いよいよ本格的に!といったタイミングでコロナ(*_*;
屋内での再開が見込めない中で、日野三中に場所を移し現在に至っています。そして集まってくれたメンバーのほとんどが、多摩リトルシニアや百草台フェニックス中等部で今も一緒に仲良く頑張っています。
時にはここの仲間同士の真剣勝負もありました。非常に興味深いのですが、そんなことも言っていられない環境に何とも言えない気持ちにもなった時もあります。そしてまた来週、三多摩決勝トーナメントで一緒に野球をした仲間との対戦があります。野球をしているだけ小学生とはいえこんなにも人脈が広がっていくという野球の底力を思い知らされます。
時は過ぎ、最初の頃は作戦や戦術、野球技術といったソフト面を重視して色んな知識を教えてきました。しかし今はソフト面よりもハード面として、身体の成長の仕組みを踏まえた上での教え方も加えるようになりました。
この日は眼に関しては各自継続して行っているので、「脳力」を鍛えるトレーニングのそのさらに土台を行ってみました。いわゆる「ハイハイ」です。こんな動きもう普段の生活では行うことはないでしょう。しっかりと意味を持たせて行ってみました。そして順不同でその後に原始反射がどれだけ残っているのか?をチェック。みんなが思っている以上に結構の割合で残っています。でもそこが改善されれば、今まで以上に野球のレベルが格段にアップする可能性があるという事です。
これらのトレーニングはここではそんなに長い時間かけてできないので、ごく一部のみしかできませんが、小学生がスポーツをする上での土台は野球技術よりもむしろこっちの方が大事なのかもしれませんね。そこは来年以降別の形でより良いものを提供できるように現在進めています。
そして今週はバントについての確率論を話しましたが、いまいちピンとは来ていませんね。話しただけでは理解できない部分があるので、じゃあやろうか?それとも紅白戦か?訊ねると、即答で紅白戦。
それが希望となれば、それはそれでいいでしょう。ただどうせやるなら厳しい言葉は一切なしで行ってくださいね。せっかく普段の野球チームとは違う仲間と野球を楽しんでいるのだから。
来週から地域の野球チームの選手は実質若干時短になります。あれもこれもやらずにテーマを一つに絞ってやっていきましょう。
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