「考える野球」一度は耳にしたことはあるだろう。
何をもって考える野球なのか?この日はそれを肌身で感じ取れたことだと思います。そしてなお、明日以降もあの場面ではこうできたのでは?などと思いついたり、後発的にじわりじわりと効いてくると思います。
答えは自分自身の心の中にあります。周りから言われてではなく、自分から考える事をチェレンジして失敗してみて気がつくことが沢山あります。その失敗をヒントに変えてあげる指導技術が必要で、これがそんな簡単な事ではありません。そして時間もかかりますので、かなり気長に待てなくてはなりません。
多賀少年野球クラブの辻監督との出会いはかなり刺激になりましたが、私自身が様々な高品質な指導を学べる指導者に出会ってみたいところでもあります。
だから最近百草台フェニックスが弱いと言われればそれまでかもしれません。実際かなりの部分を選手たち自身で導き出すのを待っているところはあります。小学生には無理なのだろうか?なんて悩む時もあります。もっと低学年期からしっかりとした土台作りが必要なのは理解できていますが、これがまたさらに難しい課題で苦労しています。
学童野球チームをとりあえず強くしたければ怒鳴り飛ばして強制的に選手を動かせば大人の力によって結果は出せます。でもこれから新時代の野球はそんな「根性論」は通用しません。ラプソードが世に出ている今、データ的根拠に基づいた指導やトレーニングが主流になります。
今日はその取り組みの一部を体感してもらいました。1時間もあれば十分すぎるくらいに頭の中がパンパンになったのではないかと思います。間違えた答えを出す時もあるでしょう。しかしそこまで来たらあとはデータに基づいた会話が成立します。
「考える野球」は非常に高度ですが、「楽しい」ものなのです。今日の活動は大変中身の濃い内容となりました。
さて先週よりシステム変更を行いました。それは来年に向けてこのナイター練習にも百草台フェニックスベースボールグループ同様にスポンサーがつくように準備しているため、少しずつスポンサーメリットの観点から百草台フェニックス活動としてのナイター練習へと移行中という事です。今後は百草台フェニックスの練習の中に他チームの選手も一緒になって練習をするという方向になるのか?はたまた全く百草台フェニックスベースボールグループに移管して多摩リトルシニアも含めて三中ナイターを分け合うようになるのか?今のところ不透明ですが、年内は現在の並行活動の形で行っていきます。来年以降の活動については現在未定です。
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