全体練習が始まる前の1時間を、現在は百草台フェニックスの練習にしています。
この日は2年生も初参加。2年生にして5,6年生の中に混じって同じメニューを行うことは、戸惑いもありながら、かなり刺激になったかと思います。これまでチーム練習では求めてこなかったメニューも容赦なく一緒に行います。おおまかにできる選手と、これからの選手で分けて同じことを行いますが、できる選手は一人だけ抜粋して、これからの選手の方に混じってみます。そこには加減という難しさが加わるため、瞬間判断力や周辺視野を鍛える事にもつながったものと思います。
そして試合でたまに起こると戸惑うシリーズの第二段もメニューに加えて練習を行いました。
後半の第二部はいつも通りのメンバーが集まっての練習時間ですが、この日は多摩リトルシニアの方にも興味を持っている選手が体験で加わったり、久しぶりに欠席者がほぼゼロという事もあり、かなりの人数が集まったため、久しぶりにみんながいつもやりたがっている紅白戦を行いました。
速球は禁止で行うのですが、これがまたコントロールが難しい。しかもナイターだと余計に距離感にズレが生じます。これで昼間に野球をしたら、いかに眼がよく冴えているのかを感じられると思います。
紅白戦なので基本的には全面的に遊びです。しかしその遊びの中にも学びはあります。みんながそれぞれ次に行うプレーが違っていれば、打球が飛んだ時に出る声はバラバラです。即席メンバーだからこそ事前の準備の声がより大切であることに気がついて欲しいと思います。
特に6年生はこれから中学野球でまた新たなメンバーとの野球が始まります。ここは良い予行演習の場になるのではないでしょうか。「必要な声」とは何か?もう一度よく考えてみましょう。
コメントをお書きください